版を起こして専用のインクで1枚ずつ印刷するシルク印刷は、不織布製品への印刷方法として最も一般的です。
このページでは、シルク印刷の基礎知識をご紹介します。
シルク印刷の印刷方法とは?
シルク印刷は、版を作成し、その版を使ってインクを刷り付ける印刷方法です。
版は、デザインをプリントしたフィルムを、紗の張られた版台に貼り付け、露光と現像をすることで作ります。
版作成には、版代がかかりますので、ご注意ください。
シルク印刷のインクについて
シルク印刷のインクは、1色ずつ職人が手作業で調色して色出しをします。
そのため、プロセス印刷とは違い、DICやPANTONEなどの特色での指定が可能です。
ラッピングの森では、定番の印刷色の他、特色での色指定も無料でお受けしております。
(弊社に色チップがない色の場合、色チップをお送りいただく場合がございます)
シルク印刷のインク
ラッピングの森でのリピート注文時の変更について
ラッピングの森では、同じ版(印刷デザイン)を使用したリピート注文の場合、以下の変更が無料です。
・印刷位置の変更
・印刷色の変更
・印刷する商品の変更
ただし、これらの変更を希望される場合は、必ず注文時に「前回より変更」などの明記をお願いいたします。
また、版の作成が必要な変更(デザインの変更)は有料となりますので、ご注意ください。
多色刷りについて
シルク印刷の多色刷りは、インク色ごとに別の版を作成して印刷します。
2色で印刷したいときは2枚の版、3色で印刷したいときは3枚の版が必要となります。
シルク印刷は、1色を印刷した後に、残りの色を印刷します。
1枚ずつアナログで印刷するため、機械のようにぴったりズレなく印刷はできません。
そのため、印刷位置のずれが生じる場合があります。数ミリのずれが気になる場合は、デザインに余裕を持たせることをおすすめします。
インクは不透明ですので、濃色の上に薄い色を配置すると、薄い色が濃色に影響を受けてしまうことがあります。
色の重なりによる影響が気になる場合は、下のインクを薄い色にする、上のインクを濃い色にすることをおすすめします。