高温転写印刷は、専用の白生地にフルカラー印刷を施す方法です。
版代は不要なのでお手軽にご利用いただけます。
また、生地色はなめらかな手触りの白生地のみとなります。
高温転写印刷の印刷方法とは?
高温転写印刷とは、高温転写用に開発された生地に、熱と圧力をかけて図柄を転写する印刷方法です。
通常取扱いの生地とは異なり、柔らかな手触りで、伸縮性のある素材です。また、オンデマンドによる印刷のため、少量からでも対応可能です。
高温転写印刷の特長
ラッピングの森では、国内の在庫品に後入れ印刷をすることで、小ロットのフルカラー印刷を実現しています。
一般的に印刷は、生地の原材料となる未裁断の布である原反生地に印刷をします。
しかし、この方法では大量に製造できてしまうため、小ロットを実現するために在庫品に印刷しています。
単色で塗りつぶすことを「ベタ」と言います。ベタ面から地色を抜いて文字や図案を描画することを「ベタヌキ」と言います。
ベタヌキの場合、細い線はつぶれがちになります。そのため、印刷を美しく仕上げるためには、ベタヌキの線幅は0.3mm以上を推奨します。
片面印刷での注意点
片面のみに印刷する場合、CMY0K100での印刷は裏移りしてしまうため非推奨です。
原反への印刷後加工が通常の加工方法ですが、小ロットと短納期を実現するために、袋になった既製品へ印刷をほどこすため、裏面へインクが透過して裏移りしてしまいます。
黒の濃度を下げていただけますとある程度は避けられますが、裏移りはある程度ご了承ください。
紙への出力と色合いは異なります
生地への熱転写となりますので、印刷色はモニターやお手元のプリンターで出力したものとは多少異なります。ご不安な方は有料ではありますが校正もお受けしておりますのでご利用ください。