不織布バッグの選び方|サイズ・マチ・価格で迷わないための実例付き解説

最終更新日: 2025年4月18日 by 梅子

不織布バッグのサイズ選びで失敗しない!サイズ選びのポイントを詳しく解説

不織布バッグを選ぶとき、「サイズが合うか不安」「種類が多すぎて決められない」と感じたことはありませんか?

この記事では、ラッピングの森に寄せられたご相談や、実際のサンプル依頼データをもとに、不織布バッグの選び方をわかりやすくご紹介します。

サイズの測り方から、マチや厚みの違い、価格帯別のおすすめ商品まで、実例とともに解説。
どんな用途にもぴったりなバッグが見つかるよう、ぜひ参考にしてみてください。

不織布バッグのサイズ選びは「底面の周囲」で判断!

不織布バッグを選ぶうえで、最も多いご相談が「サイズ感がわからない」というものです。
実際、縦・横・奥行きの数値だけでは、どのサイズのバッグに合うか判断しづらいですよね。

そんなときに役立つのが、「底面の周囲寸法」を基準にする方法です。

サイズ選びの基本ルール|(横+奥行き)×2で選ぶ

バッグの底面にしっかり収まるかどうかは、「横幅+奥行き」×2 の値が、不織布バッグの底面周囲より小さいかどうかが目安になります。

たとえば、写真のような靴箱(横220mm×奥行160mm×高さ90mm)を収納したいとします。
この靴箱は、縦横どちらの向きでも入れられる形状ですが、今回は 底面を横160mm×奥行90mm にして入れる想定で考えます。

このとき、底面の周囲は(160+90)×2=500mm
この周囲寸法が収まるバッグを探すことで、サイズ選びの失敗を防ぐことができます。

サイズ選びの実例|A4サイズの不織布バッグに入れてみました

底面周囲500mmの靴箱を「ベーシックトートA4縦」に入れてみました。

ベーシックトートA4縦のサイズは、
縦330mm × 横260mm × 奥行き90mm(底面周囲:700mm)。

A4サイズの不織布バッグに箱を実際に入れた画像

奥行きはギリギリでしたが、底面と高さに余裕があり、問題なく収納できました。

このように、「底面の周囲+高さの余裕」で判断するのがポイントです。

■ベーシックトート 普通タイプ(75g) A4縦

あほどよい厚みと耐久性を備えながら、コストを抑えた定番人気の不織布バッグです

ベーシックトート 普通タイプ(75g) A4縦 100枚入~ >
ベーシックトートの特集ページ >
不織布バッグ商品一覧 >

よく選ばれる不織布バッグサイズ一覧

ここでは、よく選ばれている定番サイズの不織布バッグを一覧でご紹介します。
各サイズに応じて用途が異なるため、選びやすい代表例とあわせて確認してみてください。

マチ形状で収納力と価格が変わる理由

不織布バッグには、底の形によってさまざまな「マチの形状」があります。
見た目だけでなく、収納力やコストにも関わってくるため、用途に合わせて選ぶことが大切です。

ここでは、代表的な4つのマチ形状について、特徴・価格・おすすめ用途の視点から比較していきます。

折込マチタイプ|コスパ重視・柔軟な収納

折込マチは、生地を内側に折り込むことで底部分にマチをつくったタイプです。
構造がシンプルでコストを抑えやすく、コンパクトにたたむこともできます。

  • コスパ重視のノベルティや宿泊施設での館内バッグなどにおすすめ
  • 多少サイズがオーバーしても、ある程度の柔軟性あり
  • 見た目はスッキリしていますが、内容物の重さや量によって横幅が変わるため、形状の安定感はやや低めです

船底マチタイプ|見た目重視・丸みのあるフォルム

船底マチは、折込マチをさらにひっくり返して立体的に仕上げた形状です。
見た目が丸みを帯びていて可愛らしく、ショップやイベントでの利用に人気があります。

  • コロンとしたフォルムが特徴
  • 安定感があり、ちょっとした箱やお菓子にも向いています
  • 折込マチよりも工程が増えるため、価格はやや高め

角底マチタイプ|信頼感と安定感を求める方へ

角底マチは、底面と側面の両方にマチがある「箱型」のバッグです。
型崩れしにくく、重いものや書類などのしっかりした荷物にも対応できます。

  • 自立しやすく、収納力が高い
  • フォーマルなシーンや説明会資料の配布などに人気
  • 製造コストは高めだが、信頼感・上質感を演出できる

マチなしタイプ|最小コストで大量配布向き

底にマチがない最もシンプルな形状です。
そのぶん生地の使用量が少なく、コストを抑えて大量に作れるのが魅力です。

  • チラシやパンフレットなど薄いものに最適
  • 同人イベントなどの配布用バッグとしても人気
  • 厚みが出ない分すっきりと見えるが、内容物のボリュームには注意が必要

名入れするなら「本体色×印刷色」の相性が大切

不織布バッグに名入れをする際、デザイン以上に印象を大きく左右するのが「配色」です。
本体の色と印刷の色の組み合わせによって、仕上がりの見え方が大きく変わります。

「せっかく名入れをしたのに目立たなかった」「イメージしていたよりも地味だった」といった声もあるため、色の選び方には注意が必要です。

ここでは、名入れが映える配色のポイントと、実際に人気のある組み合わせ例をご紹介します。

カラフルな不織布バッグの画像

名入れが映える配色とは?

印刷が映えるためには、「本体色」と「印刷色」のコントラスト(明暗差)が重要です。

たとえば、黒やネイビーなどの濃色バッグには「白」や「金・銀」などの明るい印刷色がよく映えます。
反対に、白やパステルカラーの本体には「黒」や「濃いグレー」がくっきり見え、シャープな印象に仕上がります。

印刷は1色刷りが一番人気。
「はっきりと読みやすい」ことがとても大切です。

シルク印刷の特性|白インクは少し地の色が透ける

特に白インクを使う場合には、印刷方法にも注意が必要です。
シルク印刷は生地の上にインクを重ねて印刷しますが、濃色の生地に白インクを載せると地の色が少し透けて見えることがあります。

たとえば、黒の不織布バッグに白で印刷した場合、純白ではなく、ややグレーがかった印象になることがあります。
この点はデザインの再現性に影響するため、はっきりとした白をご希望の方は事前に校正をおすすめします。

白インクは少し地の色が透けます

👉シルク印刷とは?はこちらから

👉校正サービスの詳細はこちらから

実際によく選ばれている配色傾向(注文データより)

過去1年間の注文傾向を見ると、以下のような組み合わせが人気です。

  • ダークグレー × 白/銀
    高コントラストで読みやすく、落ち着いた印象に仕上がります。
  • パステルブルー × 白
    やさしい雰囲気で、ギフトや店舗用に選ばれることが多いです。
  • ダークブラウン × ゴールド・銀系
    上質な印象を与える定番配色。美容やアパレル系で人気。
  • グリーン × クリーム/白
    明度の近い配色が好まれ、やわらかな印象に。
  • オレンジ × 茶/グレー系
    本体と同系色での名入れも一定数あり、ナチュラル志向の方に支持されています。

このように、本体の色によってはあえてくっきり見せず、なじませる方向性の配色も選ばれています。

名入れできる不織布バッグは、本体色のバリエーションも豊富にご用意しています。
本体色と印刷色の組み合わせに悩んだ際は、名入れ対応商品を一覧で見られる下記ページを参考にご覧ください。

▶ 名入れ不織布バッグを見る

薄さと価格は「厚み(g数)」で決まる

不織布バッグには「g(グラム)」という単位で厚みが表記されています。
これは生地1平方メートルあたりの重さを示しており、数値が大きいほど厚く、しっかりとした手触りになります。

g数の違いは、見た目・透け感・価格に影響するため、用途や予算に合わせて選ぶことが大切です。

40g・75g・100gの違いとは?

ラッピングの森では、主に以下の3種類の厚みを取り扱っています。

厚み75g
厚み75g
(一番人気)
厚み100g
厚み100g
(厚手)
厚み40g
厚み40g
(リーズナブル)

ご希望の厚みに応じた不織布バッグは、下記リンクから一覧でご確認いただけます。

用途や印刷の仕上がりに合わせて、最適な厚みをお選びください。

透け感と価格をどう両立するか?

g数が増えると価格は上がりますが、その分だけ「見た目の安心感」や「信頼感」も得られます。

たとえば、淡色の不織布バッグでは、40gだと中身がやや透けることがありますが、
75g以上になると透け感が抑えられ、高級感のある仕上がりになります。

一方で、濃色のバッグは40gでも透けにくいため、価格を抑えたい方に人気です。

実際の選び方のポイント

  • 予算重視 → 40gがおすすめ
  • 高級感・名入れ映え重視 → 75g
  • 重いもの・繰り返し使用 → 100g

商品ページではg数が明記されていますので、検討中の用途や見せ方に合わせてお選びください。

不織布バッグ選びで迷ったら

不織布バッグを選ぶ際は、「サイズ」「マチの形状」「配色」「厚み(g数)」の4つのポイントを押さえることで、自分にぴったりの一枚が見つかります。

ラッピングの森では、定番から用途特化型まで多種多様な不織布バッグをご用意しています。
商品ページではg数やサイズなどの詳細情報もご覧いただけますので、ぜひ比較検討にご活用ください。

▶ 不織布バッグの一覧ページを見る